英語が苦手な中学生へ!長文読解とリスニングのコツを解説

中学生で難しくなったと感じる人が多い英語。得意・不得意が分かれてしまう前に、攻略するコツを押さえておく必要があります。

英語の学習に苦手意識がある人は、勉強方法や覚え方のコツを知ると、成績がどんどん上がっていきます。

中学英語のテストや高校受験では、長文読解とリスニングが重要です。

最初は苦手意識が生まれてしまいがちな長文読解ですが、英単語と文法を十分に暗記し、落ち着いて解けば答えが見えてきます。

英語には欠かせないリスニングも、いくつかのコツを押さえて勉強すると、だんだんと上達していきます。

今回は、英語学習においての長文読解とリスニングのコツを解説していきます。

英語学習が苦手な人や悩んでる人は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

長文読解の攻略するための6つのポイント

長文読解を攻略するための6つのコツをご紹介します。

英単語の暗記

まずは一番大事な英単語の暗記です。ひとつひとつの単語の意味が分からなければ、長文読解は攻略できません。

文章の中の単語の意味が分からなくても、前後の文章の流れで推測することもできますが、英単語のボキャブラリーを増やしておくことは必須事項です。

長文の中に知っている単語が多くなっていくだけでも、英語に対しての苦手意識が少なくなって、自分に自信が出てくることでしょう。

分からない単語や文法を調べる

長文読解問題を解いて、分からない英単語や文法は必ず調べて、その都度覚える癖をつけた方が良いです。

問題の全ての文章が和訳できて理解できるまで、きちんと英単語や文法を調べるよう徹底しましょう。

まずは問題から目を通す

テストや試験には時間制限があるので、長文を最初から最後まで自分なりに和訳していくと時間だけが過ぎてしまいます。

問題を先に確認しておくことで、求められている内容や、登場人物や事柄が推測することができ、長文の和訳もスムーズに進みます。

長文読解は、効率よくスピーディに問題を解くことがポイントなので、一番早く答えに辿り着くやり方を自分で追求していきましょう。

頭の中で状況をイメージする

問題文を見る時も、長文を和訳していく時も、頭の中で登場人物や流れをイメージしながら読むと、より状況の理解度が上がるはずです。

問題で問われる行動や、セリフや心情も、状況を頭でイメージしておくことで予測できたり、ポイントになるキーワードを拾いやすくなります。

英語の語順を分かりやすくする

長文読解の攻略には、英語の文法を正しくかつ早く理解することがポイントです。

そのために、文章の語順を自分なりに分かりやすくしておくことをオススメします。

主語にはラインを引いて動詞はまるで囲む、など、語順を視覚的に分かりやすくして、どの文型なのかが分かるようにしておくと、「どこの文章だったかな……」と探す時間が短縮できます。

時間が足りないなら量をこなす

長文読解を解くのに時間がかかって、時間内に解き終わらない!という人は、問題の量をこなしてスピードアップを目指しましょう。

問題を多く解くことで、英語の文章に慣れるとともに、だんだんと文章の中の要点に気付きやすくなります。

リスニングが上達する5つのコツ

英語学習に必須なリスニング。

苦手意識がある人も多いかもしれませんが、リスニングが上達するコツを5つご紹介します。

単語と文法のボキャブラリーを増やす

リスニングで知らない単語が出てきたら、分からないと焦ってしまって、その後の文章を聞き逃したり、諦めたりしてしまうことがあります。

英語はとにかくどれだけ多くの単語や文法を知っているかが重要なので、日々の勉強で英単語の暗記を習慣づけましょう。

また、単語の意味だけでなく、発音を耳で聞くこともセットで勉強することを意識しましょう。

日本語に変換しながらリスニングしない

リスニングのあるあるですが、聞こえた単語ごとに頭の中で日本語変換しながらリスニングしていくと、聞き漏らしてしまうことがあります。

まずは、聞くことに集中して一語一語漏らさずに聞き終わった後に、問題を解きながら日本語に変換して考えましょう。

映画や洋楽で耳を慣れさせる

リスニングが上達しない理由に「英語に耳が慣れていない」ことが挙げられます。

英単語の発音が分かっていても、英会話になると聞き取れないという人は、英会話のスピードに慣れる練習が必要です。

速さについていけていない場合や、緊張して聞き漏らしてしまう人も多いと思いますが、日常的に英語を耳にすることが慣れさせる1番の近道です。

好きな洋画を字幕で鑑賞したり、洋楽を聞いてみたりして、英会話を聞くことに慣れていきましょう。

問題文を事前に読んで理解しておく

実際のテストや受験の時のリスニングは、問題文を先に読んで、頭の中でイメージしておくことが大事です。

登場人物やその状況を事前に想像しておけば、リスニングの理解も深まり、わからない単語が出ても、前後の流れから分かることもあります。

聞きにくいと感じた部分は確実に確認する

テストやリスニングの練習、それ以外の場面でも、英語を聞いて分からない単語や文章があれば、分かるまで確認するようにしましょう。

特にリスニングは、今まで自分が聞いてきた英語の音声データが結果に直結するので、聞きにくいと感じた部分は、分からないままだと次聞いた時も絶対に分かりません。

聞きにくい単語だったのか、文章の冒頭を聞き逃してしまったのか、など、リスニングにおける自分の傾向も把握しておくと良いです。


まとめ

今回は、中学英語の長文読解やリスニング英語学習のコツを解説してきました。

英語学習は、どれだけ習慣化できるかが大切です。

日頃から、英語を見たり聞いたりすることに慣れさせておきましょう。

長文読解は、何度も問題を解いていくことも大事ですが、ただ解くだけでなく、スピードを意識して解くことが重要です。

和訳に夢中になって、問題を最後まで解けなかったということにならないように注意しましょう。

リスニングも同様に、英語を聞くことを習慣化することが、攻略の近道です。

日頃から英語を耳にすることを意識して、自分に合った勉強方法を見つけましょう。

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