成績アップへの近道!?効率の良いノートの取り方を伝授
「授業を聞きながらノートを書くのが難しい…」「ノートを見返したが分かりにくい…」勉強をしていると、ノートの取り方について悩むことがあると思います。
勉強ができる人は、分かりやすいノート作りのコツを知っています。ノート作りの名人になることで、おのずと成績も上がってくることでしょう。
今回は効率の良いノートの取り方ついてご紹介します。
基本のノートの取り方
まず、板書をノートに写すことは学習効果を高め、学力向上においてとても大事です。
板書を丸写しするだけでなく、教師の発した言葉をもらさず聞き取り、自分に必要なポイントも書き込んでいけば、内容が頭に残りやすく、復習時も効果的です。
各教師はポイントを絞った板書、重要度別の板書、独自の切り込みによるわかりやすい板書を行うため、しっかりとノートに書き写すことによりオリジナルの参考書を作ることができます。
基本のノートの使い方は、
・板書を写す場所
・問題を解く場所
・やり直しをする場所
の3つに区分けし、視認性を重視すると良いでしょう。
場所を決めずに書き進めていくと、見返した時に、重要度が分かりにくくなります。
色ペンを使用する
ノートを取るときは、何種類かの色ペンを用意します。板書に忠実に、または難易度別に色を使い分けてください。色による識別は時間短縮に大いに役に立ちます。好きな色を多用すれば、理解度も暗記度も上がったという話を聞きます。
色ペンは使いすぎると重要度が分かりづらくなるので、あらかじめ使用する色数や難易度は決めておくことをオススメします。
少しスペースを空けておく
ページびっしりに内容を詰めてしまうと、見返した時に見にくくなってしまいます。
また、何か書き加えたい時のために、スペースや余白を設けておくことで、書き足しやすくなります。一つのまとまりに対して1行空けたり、右側は少し余白を持つなど、ルール決めをしておきましょう。
気持ちをこめてノートを作る
自分の手でノートを作ることは、ただ見るだけの学習よりも効果が高いはずです。目で見て覚える、手が覚える、頭の中の整理ができる、など、やはりノートを丁寧に、気持ちをこめて作ることは学習の基本です。
必ず作ったノートを見直す
ノートは見直すためにあるもの。きれいに上手くまとめられた時ほど、満足してしまう傾向にあるので、必ず何度も見直して、改善点を見つけるクセを付けましょう。
復習用ノートをキレイにまとめるのも◎
理系科目等で授業中に完全理解が難しい場合は、やや雑にでもいいので、しっかりとスピーディーに授業中にノートを取り、復習時にきれいにまとめて解法集をにすることも非常に有益です。
二度まとめることで、より深い理解を促すことが可能です。
まとめ
上手なノートの取り方は、一朝一夕には習得できません。毎回ノートを取る時に、前回よりも分かりやすくできたか、他にどんな工夫ができるかを考えながら復習するクセをつけましょう。
ノート作りは訓練なので、不明点や抜けがあったら必ず改善できるよう心がけましょう。
ノートを上手く取れると、授業の内容も頭の中で整理しやすくなります。
10年後や20年後に過去ノートが残っていて、過去の自分をふり返ったとき、がんばって作ったノートはきっと自分自身を見つめ直すきっかけになることでしょう。
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