勉強ができる人の3つの特徴!行動力・集中力・継続力

今回は、勉強ができる人の特徴を、行動力・集中力・継続力の3つのポイントに沿って解説していきます。

勉強ができる人は共通する特徴があります。教科によっては得意・不得意があるかもしれませんが、この力を伸ばせば、勉強以外にもスポーツや仕事、その他日常のあらゆることで、効率的に物事が進められるようになります。

成績が思うように伸びない、勉強時間が取れない、

受験生のみなさんは、ぜひこの記事を参考に勉強してみてください。

勉強ができる人の3つの特徴

勉強ができる人には、いくつか共通する特徴があります。

すぐに勉強に取り組めて、分からないことをその場で解決しようとする「行動力」

限られた時間の中で、最大限の能力を発揮する「集中力」

長期的に、目標に向かってコツコツと勉強する「継続力」

この3つの力はとても重要で、バランスよく伸ばしていく必要があります。

自分には不足している力だなと感じている人は、伸ばすためのコツも合わせて紹介しますので、日々の勉強や生活に少しずつ取り入れてみましょう。

行動力

勉強ができる人は行動力があり、すべきことを後回しにしません。

これは勉強だけでなく、スポーツや仕事などにも共通していますが、早く行動するということは、より多くの経験を得ることができます。

勉強ができる人はたくさん正解しているように見えますが、その分たくさんの失敗やミスを乗り越えて勉強を深く理解していくのです。

「勉強ができる人は勉強量が違う」と思いがちですが、部活や習い事で忙しい学生でも、勉強ができる生徒はいます。

効率よく成績を伸ばすため、やるべきことを短時間でこなしていくには、「行動力」は必須です。

行動力を向上させる方法

行動力を上げるための方法をご紹介します。

行動のハードルを下げる

行動するまでに時間がかかってしまう人は、意識的に行動を起こすためのハードルを下げる必要があります。

行動を起こした後のことを考えてしまい、頭でっかちになって行動できずにいる人は、まずはあまり考えずにやってみる!という経験を繰り返してみましょう。

なにごとも、やってみないと成功も失敗もありませんので、「やってみてから考える」というクセをつけるようにしましょう。

この「行動のハードルを下げる」というのは、行動そのもの以外の部分にも関わってきます。

例えば、勉強するハードルを下げるために、机をきれいに整理整頓したり、勉強机の周りにゲームや漫画など誘惑されるようなものは置かないなど、やるべきことがスムーズにできるような環境作りも大事です。

行動して考えるという流れをクセ付ける

行動力がある人は、初動までがとにかく早いです。

行動を起こした後のことを考える前に、やってみてから考えるというクセが付いているからです。

疑問に思ったらその場ですぐに調べたり、練習問題でミスをしたら理解できるまですぐに復習を始めたりと、分からないことを放置しません。

即行動、即解決するように意識するだけで、おのずと行動力は向上していきます。

集中力

勉強において、集中力は非常に大切です。

日頃の授業やテストで、高い集中力を発揮できれば、授業以外の勉強時間もそれほど多くは要りません。

学校や塾の授業時間中に、集中力が切れてしまって内容を聞き逃してしまった……なんて経験がある人は、集中力を上げるよう意識しましょう。

集中力を高める訓練ももちろん大切ですが、自分が高い集中力を発揮できる条件を知ることが何よりも大切です。

集中できない要因として多いのが、睡眠不足や空腹または満腹、体調が悪いなどです。これらは、自己管理でコントロールできる要因なので、まずは自分を知ることから始めましょう。

集中力を向上させる方法

集中力を上げるための方法をご紹介します。

集中できる環境を作る

自分にとって集中できる環境を作ることは非常に大事です。

勉強する机まわりの環境もそうですが、授業時間や勉強時間に合わせて生活リズムを整えたりするなど、さまざまな視点での環境作りが大切です。

今日は集中力が足りなかったな、と思った時は、なぜそうなったかを考えてみましょう。

睡眠時間が足りなかったり、体調管理ができていなかったり、周りの音が気になってしまったり、なにが自分の集中力を妨げたのかを知ることで、同じ失敗をしなくなります。

自分にとって一番勉強に集中できる、ベストな環境を見つけていきましょう。

自分に合う集中力UP方法を考える

どんなに集中力が高い人でも、無限に集中できるわけではありません。

高い集中力を維持するには、適度な休憩も必要です。

集中力が切れた時こそ、さらに高い集中を発揮するチャンスです。

ストレッチをしてみたり、甘いものを摂取したり、好きな音楽を聴いてみたり……人それぞれリフレッシュできる方法は違うので、自分に合った集中力が上がる方法を見つけましょう。

継続力

長期的に勉強を継続するのは、とても大変なことです。

継続力はすぐに向上するものではないので、少しずつでも継続できた!という成功体験を増やしていくしかありません。

継続力は、自分の自信にも繋がるので、とても大切な力です。

「私は何も継続できたことがない…」という人でも、継続のコツを押さえてしまえば、無理なく継続力を培えます。

継続力を向上させる方法

継続力を上げるための方法をご紹介します。

小さな目標を作る

「次のテストで満点を取る」など、自分のやる気を高めるために大きな目標を立てることもいいですが、継続力を向上させるには、小さな目標をたくさん立てることをオススメします。

小さな目標を立てることで、大きな目標に向かって進んでいる!という実感が湧くのと、やることが明確になることもメリットの一つです。

「この問題集を1ヶ月で終わらせる」よりも「毎日最低1ページは進める」と決めた方は、やるべきことが明確な上、継続できれば日々達成感が得られます。

小さな目標や、日々の最低限の目標を決めて勉強に取り組むことをオススメします。

無理をしない

継続できていたことでも、1度できなくなると、再度始めるには重い腰を上げなくてはいけません。とにかく、少しずつでも継続するために、無理をしないことを意識しましょう。

無理のない勉強を毎日継続して、少しずつ勉強時間を伸ばしたり、難しい問題にチャレンジしてみましょう。

やる気に任せて、一気に進めたい時もあると思いますが、継続するためのポイントは、コツコツ進めること。一気に進めても、モチベーションが維持されるならいいですが、達成感で一度継続が止まってしまうと本末転倒です。

忙しい時でも無理のない範囲で進めて、少しでも継続できたという経験が積み重なって自分の自信に繋がるのです。

まとめ

今回は、勉強ができる人の特徴について解説してきました。

行動力・集中力・継続力、どの力もとても大切ですし、一朝一夕に身につくものではありません。

しかし、学校や部活、習い事などで忙しくても、この3つの力がバランスよく身についている人がいるのも事実です。

この力が自然と身に付いている人は、勉強や日々の生活に無駄がなく効率的で、継続のために最低限ルーティーン化していたり、自分の機嫌の取り方を理解して、集中力を高めることができます。

勉強以外にも、スポーツや仕事、趣味など何にでも必要な能力です。自分の足りない部分を少しでも伸ばせるように、この記事を参考にしてみてください。

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